天牌についてアレコレ語るブログ 赤坂天狗血闘牌について:ラスト~最後の時に伝えたい言葉

赤坂天狗血闘牌について:ラスト~最後の時に伝えたい言葉


「お前と過ごした日々は本当に楽しかった嘘じゃないぜ」
「最後の最後に俺の声を聞かせたかった」





天狗決戦のこともいよいよ本日でラストとなり
ますが、最後はやはりこの人黒沢さん。思えば
黒沢さんはこのブログで大きく取り上げるって
ことがまだなかったわけですが、後に語るでは
ありましょう四川の決闘と共にがっつり述べたい
ところであります。



そもそも四川以降からってのは黒沢さんが特に
出張るシーンが多くなっており、黒沢さんが
中心に瞬ちゃん・よっちん・遼とザッピングの
形式で多方向に分けて物語が進んでいく形式が
固まりつつあったんですが



その肝心の中心人物である黒沢さんの死期が、
巻を追っていくごとにどんどんヤバイ方向に
向かって行くのが、物語をとある一つの所に
収束させていくのが見えていきます。



要は黒沢さんの最後の対局に向けてっていう
ことです。その最後の時に向けて、黒沢さん
自身もさすがに自分の具合の悪さを自覚してか
まだ知り合って間もない三國さんに裏の世界の
代打ち達との勝負を懇願するんですが、軒並み
裏プロ連中も破れ、自分の限界を察するほどの
症状を悟り最後の対局が開始されたわけです。




最後の対局時に、面子として一人は黒沢さんが
連れてくることになり、あとの二人は三國さん
のというより黒流の切り札的存在である(でも
三國さんが連れて来たいという意思が強かったと
思いますが)菊多と、入星さんの紹介で我らが
主役の瞬ちゃんと相成りました。




ただ、この段階では新満さんってば黒沢さんの
師匠格としてしか書かれてませんが、後々の外伝
での接点や共に活躍する姿を見ると、なかなか超え
られない師匠格でもあり、凄く頼りになる同士でも
あると捉えられるのが分ります。



そりゃあ最後の最後で今まで負け越している人に
勝っておきたいと考えるのは当然のことか。15巻
での闘牌前日でのこの二人のやり取りを見てると
絆の深さが見えてきます。確かに黒沢さんが全面
的に信頼できる人ってもうこの人しかいないです
もんね。




「隆もあちらで痺れを切らせているかもしれません」

という台詞が物語っているのやも知れません。




さて、肝心の闘牌は黒沢さん本人の希望によりたった
一回の勝負となりましたが、のっけから新満さんの
役満が出るなど波乱の幕開けとなりましたが、続く
東2局では親番でいち早く手になった菊多に対して
手詰まり状態だったところから、菊多が受け替えを
した瞬間を狙っての手変わりリーチでのアガリをもの
にしての、黒沢マジックの真骨頂とまでいわせたのが
衝撃的だと。


天狗って全員の手牌と進行が丸分りなんで、こいつの
手が成長してここで待ったらコイツがヤベーなってのが
予測として出てきます。まぁ大体そう思ったら大抵は
後ろで見ている観戦組みの誰かしらも思うんで、ただ
なぞっているにすぎないんですが、それを見事逆手に
取られたのが続く東3局でした。



早々に軽い手をテンパリ、黒沢さんが早い決着をするかと
思われたんですが、あっさり待ちを握り潰され見ている側
にとってはもう店じまいかよ!っていう印象を植え付けて
くれます。しかもそっからちょっとフェードアウト気味に
なるもんだから、こりゃあ黒沢さんの出る幕ないか?と
思わせたところに




たった2巡で手変わりをしての一発ツモ。その前から新満
さんが二人の役満をぶっ潰した後に、鮮やかに決めるもの
ですから余りにも見事過ぎて惚れ惚れしてしまいそうでした。


しかしそんだけ力を使ったからなのか、黒沢さんは卓上に
相当の量の吐血をし、勝負不可能かと思われたのですが、
どうにか持ち直し続けることに。だが、これが原因とは
正直思ってはいないですが、以降南場では影が潜める
結果になることに。




ただ、南場からは黒沢さんがというよりも瞬ちゃんのほうに
スポットライトが当たり、黒沢さんはそれを見ていく形という
のがしっくり来ます。所々で瞬に対してモノローグで語りかけ
ていく黒沢さんが、この対局を通して瞬に対して伝えたいこと
が分ってきます。




そして迎えたオーラス。


黒沢さんは現状トップ目ではあるものの、当然守りに入る
気なんてサラサラありゃしませんが、残りの3人もそれ
ぞれの思いを込めて逆転を狙ってきます。


一番近いのは新満さんでひとアガリで捲くれる位置にいる
為、目下最大の敵といったところなんですが、よもやの
潰れかけていた菊多も役満入れちまうなど、誰かの言葉を
借りるなら麻雀ってのは最後にこんな手が入ってしまうと
いうのをまさに実行しておりました。



一方で黒沢さんも、正直配牌を見た限りでかなり遠そうだ
という印象しかなかったのを、あそこまで育てたのだから
途方も無いです。新満さんに続いて、バッタ待ちではある
ものの、新満さんと瞬ちゃんの手を殺しつつのリーチであり
瞬ちゃんがもし役満に固執していたらアガリになっていた
可能性も大だったわけですが


見ている側も予測しなかった、瞬ちゃんが安めに取っての
リーチ敢行で全てひっくり返ることに。この時のリーチを
受けて、黒沢さんが牌をツモって来るときの心境が





「これがおそらく俺の最後の打牌……」




だったというのがもう。以前に入星さんが黒沢さんが最後の
一牌を掴んだ時に、坊やと共に卓に座っていることに喜びを
持てるかどうかってのを表したのだと思っています。


最後の最後で自分のリーチを上手くかわしきり、見事直撃を
仕留められたってところに最後だったら満足のいく結果だった
と思います。黒沢さんもその後、ちょっとフッてやってたしね。









そして対局が終わり、結果どうのこうのは語らず自分の周りには
変わった奴しかいなくて困り果てるといいます。まるで自分の
周りにはこんなにも面白い奴らがいるから恵まれていたんだと
言っているかのように




最後に瞬ちゃんは去っていく黒沢さんを見ることが出来ず、顔を
出て行くまで上げられなかったんですが、黒沢さんは去っていく時
でも瞬個人には一言も声を掛けていませんでした。


なぜか?と言うと必要なことは全部対局中に語っているから。


勿論口に出してないこともありますが、対局を通して伝わっていると
黒沢さんは思っているから言わないだけですが。でもやっぱり心残り
はあるのか、入星さんに後は全てを託します。




でもまだ伝え切れていない言葉と人がいるから、最後に黒沢さんは
よっちんに連絡をとります。ここが全部を通して、黒沢組に対して
の思いの強さが出ている場面だと思います。




最後に黒沢さんがよっちんに伝えたかったことって、紛れもなく
純粋に別れの言葉です。他の誰にも面と向かって、別れの言葉を
伝えてなかったのに、よっちんにだけは伝えたのが今まで培ってきた
黒沢さん達の歩みがあってこそだと、そう感じます。



こうして一つの大きな男の幕が閉じたわけですが、決して残した
ものは小さくはないと、後の展開がそう語っております。






最後に天狗決戦の最後が乗っている18巻の背表紙の言葉で
締めたいと思います。


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受け継がれる魂がある。
語り継がれる伝説がある。
卓上に若き熱風が吹く時、男は微笑む。
至福の喜びに包まれて・・・!!
「ありがとうございました・・・」
・・・さらば人生の師!!
・・・今、沖本瞬!!新たな旅立ちの朝!!




ありがとうございました。




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