渋谷決戦よっちんvs瞬について~どうしてこんなに差が付いた!

「俺のトップ番のはずなんだ・・・」
長野闘牌と同時進行でお送りしていた、渋谷でのよっちんの
奮闘についてスポットを当ててみたいと思います。とはいえ
瞬とよっちん渋谷で直対したこのお話自体は、そう大した量
のお話ではなく、単行本で言うと2巻分ですがお話をまとめる
と実際には一冊も行かないんじゃないかぐらいのもんです。
というのも序盤はよっちん&瞬ちゃん無双が続くだけで、被害
にあってるのが脇の木村さん達だったりするわけで、ちょっと
前にあった元禄杯での時のように濃いい直対の描写では決して
ないんですが、ここで僕達は実は決定的なものを見せられます。

瞬>>>よっちんというのを。
元禄杯での時は二人して良いとこ鬩ぎあってたという図式でしたが
今回の渋谷での直対では、はっきりとよっちんが敗北しています。
勝負の結果は二人が決めるもんだと、渋谷のばっちゃんも言っては
おりますが、肝心のよっちん自身が敗北に打ちひしがれています。

そもそもこんな差が付いたのはなんでなんだろうか?って考えた所
やっぱり瞬ちゃんには先の天狗での闘牌が自身の成長に大きく繋がった
と考えられるんですよね。まぁ天狗での結果はどうあれ、大きな経験の
場であったことだけは確かだと思いますし。
一方のよっちんと言えば無論別に何もしていなかったわけではなく、津神
さんとの再戦を取り付けるために、必死に渋谷制覇という難関に向かった
わけなんですが、しかしこれってつまるところ、殆どが素人いじめばっか
だったと考えられるんですよ。だってよっちんあんまし苦戦していないよ。
むしろ勝ちすぎてボコボコにされることさえあったぐらいジャン。
っていうのを考慮して考えると、確かに瞬>>>よっちんの図式がこの短期間
の内に出来上がってしまったのは否めない。渋谷を駆けずり回って得た感性も
まだまだ天狗での最強面子達との対決に比べると、遠く及ばないという所か。

というか渋谷での経験が若干生かせていないんじゃないの?という描写も
あったりします。単行本19巻での「ダマテンの極み」であんだけ多面張に
なってても、警戒しつつ相手の待ちを殺しつつアガリきったのに

いざ、瞬ちゃんの時にはリーチで蓋をして放銃ですよ。あれ?あなた同じ事
この前は上手く回避してたじゃないですか、ヤダー!ってところでやっぱり
よっちんもメンタル面は弱いなぁってのがモロに出てるシーンでした。
以降、よっちんと瞬ちゃんが直対することって実はもう無いんですよね。
実質この時が最後の直対だったわけですが、よっちんはこの時のことを
最後までどう思っていたんでしょうか?渋谷を得て津神さんらにまーた
フルボッコにされて、刺青を彫った時に再度渋谷の非武装雀荘で打った
時にこういうシーンがあります

「今なら 今なら沖本に勝てるかもしれない」
・・・メチャメチャ渋谷での敗北をした時のを気にしてましたね。その時のを
払拭がしたい為に桶井さんとかが居た時を狙って打ちに来たような気が大いに
するわけですが、まぁそこはよっちんのプライドのお話ということで。
ただ、渋谷を駆けずり回ってた頃のよっちん無双時代は個人的には凄く好きな
部類になるので、そこんところはまた機会を見て書くつもりです。・・・だが
瞬ちゃんも絡ませて今回のを書こうと思ったが、比重がどうしてもよっちんに
傾いてしまうのはどうしようもないのか。
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