天牌についてアレコレ語るブログ 長野サバイバル死闘牌について:その3~ミラクルワールドは続くよ北岡さん!

長野サバイバル死闘牌について:その3~ミラクルワールドは続くよ北岡さん!


「そんな弱気じゃ負けちゃうよ」



さて、長野闘牌も最後まで書ききろうかと思いますが
残るは遼と実は初登場が長野だったりする北岡先生で
あります。今日はそんな波城NO2として出たばっかりの
頃の、まだ得たいの知れない部分が多かった当初の北岡
のお話でございます。


この当時に実は外伝のほうでも北岡が登場したりしており
ました。とは言えこの時は波城組は関係なく、ネットチャ
ンピオンって肩書きで黒沢さんらと関わるわけですが、既に
この時から北岡は推していこうとする傾向がありました。





この時からもそうだったんですが、基本的に北岡は遼ちゃん
以上にふざけた言動と行動が多く、若者特有?(なのか)の
おちゃらけっぷりを延々と見せてくれます。でも一方では
なんとも言えない深みを持つ言動もするので、特に底が見えて
こないという印象が付きまとっていきます。



さて、本編の長野決戦では誰かしらが何か重たい事情を
抱えているケースが殆どであり、そのもっともデカイのが
奥寺さんだったり、遼の属する仲邨組だったりします。
遼も恐らく負けてたらきっと何かしらのぺナルティが発生
していた可能性は高いです。なんせ戦う前から組に色々と
好き勝手にやっちゃったわけですから、これで負けました
じゃ済まされないと思いますしね。



ちなみに後藤の正也君は組織自体が、負けても組み同士の
繋がりが出来るからOKという方針でしたので、比較的に
負けても軽い部分でした(ただし正也自身は勝って箔を付
ける様な形にしたいとは思っていたはず)んで一方の波城
はというと、組が抱えている代打ち集団の一番頭である
津神さんからは無茶な条件を北岡に突きつけられます。




条件:半荘10回の内、3回で勝ちきれ



という条件でした。一応この勝負って負けたら6億もの金を
失っちゃう勝負なんですが、それを解った上での物言いです
かね。ちなみに10回の内、7回は全部ラスにしろとまでは言
ってませんでしたが、それでも適当に打ってマイナスには
してろって意味ですよね。



麻雀している人なら分ると思いますが、10回中残りの3回で
勝ちきるとかどんだけ無理ゲーだよって話です。まず普通に
やってたんじゃあ無理な話ですが、それをあろうことか代打ち
の一番頭の人に言われたのでは引き下がれませんよね。津神
さん自身も自分ならラス9回喰らったって残り一回で勝ちきれる
自信があるとか言われりゃ、北岡も渋々納得するしかありません



というか、そういうのって組の偉い人無視してまるで勝ちに徹して
いないようなやり方を了承していいものなのかどうなのか。まぁ
それも津神さんが別の場で10億勝ってこられるからだから許される
話なんでしょうけど。




そういうわけで8回戦からは俄然やる気を出して勝負に挑みます。
さすがにマジと謳うだけあって、初っ端の遼の倍ツモで真面目な
ツラをして焦りだしてきますが、遼ちゃんの一気の猛攻で他の二人
の注意が遼に注目した頃に、その隙を突いて一気に吹き上がります。



正也や奥寺さんの注意が全く無かったからとはいえ、一度吹いたら
誰に求められない程の実力はさすがのもので、これでショボショボ
だったら目も当てられないかませっぷりだったと思いますが、そこ
はさすがの底力をみせてくれました。これ一発でトータルが総入替え
ですから他の奴らも気が気じゃありません。



迎えた9回戦ではそんな北岡がまた同じように吹かないかと危惧された
ものでしたが、今度は三人が三人とも北岡に注意を払い、上手いこと
押さえつけたもんだから、割とあっさり撃沈してしまい、さっきまでの
怒涛の勢いはやっぱりフロックでしたかと思うほどでした。



長野闘牌は特にこういう抜き出た者が引き摺り降ろされる描写が多かった
と思います。そもそも麻雀と言うのがそういった性質を持ったものだって
いうところがあるんですが、長野は一貫してそこん所が多く、正也が最初
に三連勝を飾ったところから始まり、奥寺さんが返り咲き、遼や北岡先生
がそれに続くといった感じで、10回戦の長丁場である以上、抜きつ抜かれつ
の攻防がひっきりなしに訪れます。


そして北岡トータル3着で、しかもラス者の奥寺さんとは殆ど点としては
変わらぬ状況で最終10回戦が始まりましたが、如何せん10回戦は目立
った動きが出ず、正也と奥寺さんが頑張って遼の点をドコドコ削ってって
いきます。あれ?東場ではアガれず、南場でようやく一あがりしたぐらい
だぞ北岡さん。



―しかし、

本当のミラクルがここで待っていた




10回戦オーラス、最早正也は圏外にまで落とされて、ここまで動きなし
の北岡も放置気味の、事実上奥寺さんと遼の一騎打ちみたいな感じだった
のがたった一発で



「12000オールになっちゃったね」


大きな差をつけて捲くり返しですよ。ここまでなーんも兆候がなかったもん
だから、ラス親一発で決めるのもありっていう北岡の台詞も、どこか負け
惜しみ的にしか映っていなかったんですが、よもやの実行に移すとかどれ
だけだよといった感じです。しかもこの悪勢の中でも、一発でデカイのを
もぎ取ってくる力も、ここだけで終わらないんですよね。


後の渋谷戦でもそうですし、瞬ちゃんと打った時でも4連勝もやられて心身
共にやられ果てても巻き返すだけの力を見せてくれます。これこそが北岡が
持っている力なんじゃあないかと思っています。まぁ師匠がオーラスでの
一気に捲くり返すとか、連荘する時やもの凄いとかがあるからなんでしょう
けど、非常に北岡という人物に沿った力の出し方であると思えます。





結局、長野のって最後は北岡ツエーという印象をマジマジと見せ付けられることに
なっちまいましたが、その裏で非常に人間臭い一面も見せてくれます。


まさかやり方が気に入らないと言う理由だけで、見えている勝ちを棒に振って
まで奥寺さんを勝たせようとするのはコイツだけでしょうね。一応天和が出来
るかどうかってのを大真面目に目論んでいたけど、本気で成就するとは思って
いなかったんでしょうね。しかしその人間くさいところは後々の展開で更に
垣間見えますが、それはまた別の話で。







10回の内残り3回で勝ちきれるかどうか―。無茶なようでいて、しかしそれを
乗り越えるかどうかで、北岡の中で一つ壁を超えられると津神さんは言って
おりましたが、無事達成した(一応は)今となっちゃあ、まだまだ一つの壁
を乗り越えたに過ぎないとも考えられます。ようやっと新シリーズで動きを
見せてくれている北岡の成長は、まだまだ続いていくのでした。




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