天牌についてアレコレ語るブログ 新宿代打ち決戦について~その3:影村遼の辿りついた美酒

新宿代打ち決戦について~その3:影村遼の辿りついた美酒

2013030720520000.jpg
こいつも本気にこの世界で息をしていやがる






ここに至るまでの経緯は果てしなく長い








古今東西、物語において師匠越えイベントというのは
いくらでもありますが、こと天牌においても重要度の
高いものとなっていたりします。


例えば天狗決戦なんかも瞬ちゃんが最大の師である
黒沢さんとの最後の対局が描かれており、そりゃあもう
白熱した闘牌を見せてくれたりしたわけですが、もう一方で
遼ちゃんにも初期の頃から、入星さんという大きな目標が
存在しておりました。


ただ、黒沢―瞬とは若干違うのがあんまし入星さんは遼に
対して扱いがそんなに良くないってのがあります。元々
天牌列伝でもお分かりの通り、入星さん自身はそりゃあ
下の子に関しては面倒見が良いのがありありと描写されて
いるんですが、遼に対しては存外にそっけないです。


それもそのはずで、そもそも入星さんと遼の関係って
遼の一方的な憧れだけに過ぎなかったりするんですよね。
だって何か教えてもらう場面もなければ、師匠的なことを
している描写って全くないんですもの。


そして止めが四川での闘牌で、目標とする人から呼び出され
挙句自分の仕出かした事のしっぺ返しのように、入星さん含む
3人からこれでもかって程ボコボコに打ちのめされます。



2013030720490000.jpg




これを機に入星―遼のラインは完全に身を潜めて。どっちかと
いうと入星さんは瞬に対して師事するようになり、遼ちゃんは
一人高崎だーの長野だので悪戦苦闘してまいります。


なんだか初期のあの遼&入星の師弟関係が遠い過去のようになった
頃にようやく、遼と入星さんが邂逅します。それも敵対する同士で。
だが、僕らとしてはあんだけ四川の時にフルボッコされた遼を見てる
ので、今回の元師弟対決はどうなるもんかと思ったんですが




2013030720510000.jpg
なかなかどうして、遼ちゃんもしっかり付いてきてますよ。



味わった辛さは金メダル級とは本人も言っておりましたが
まさにその地獄の体験を得たからこその、左手覚醒だったり
するわけですが、津神さんとのコンビでどうにか肉薄する所まで
迫ったりしているわけですが


6回戦の内、3回を終えて全部向こうにワンツー獲られる始末。



あかん、こりゃ無理やと思い半場自棄になる遼ちゃんですが、ことも
あろうに津神さんにやる気出してねーんじゃねーのと詰め寄ります。
割かし自分の力どうのこうのを置いといて、それもねーんじゃないの
と思いますが、このふてぶてしさとある意味人間くさいのが遼と言う
キャラを体現しているとは感じますが。




2013030720470000.jpg

そしてあろうことか、元師匠を超えるとかそういう類は捨てて
殺す覚悟で残りの3回戦に挑みます。今まで教わってきたこととか
そういうのを度外視して、自分のこれまでの経験が決して楽なものでは
無かったことへの証明として、そしてこれからも戦い生きていくことを
決めたからこそ目標の人物であろうと踏みにじっていくのを覚悟したの
だと思います。




以下、「てっぺん」5巻より抜粋



「いえ憐れみです」
「運という蜘蛛の糸は誰か一人しか昇れませんから」




田岡が竜崎と決着をつける前に、竜崎の言った台詞がこれです。
結局この世界と言うのは、突き詰めると誰か一人しか生き残れない
頭を張ることが出来ないものであると、如実に語っております。



まぁまさにその通りなわけでして、その覚悟を持った遼ちゃんが
徐々に入星さん達を追い詰めていくわけでした。


そして最終6回戦で後一歩まで追い詰めたところでの入星さんの
四暗刻ツモで決まったかと思った時に、遼ちゃんはこう考えました




2013030720540000.jpg
「だが今は一瞬でも過去なぞ振り返ってる時間はねえ」



と。いつぞやの長野の時では北岡に最後のオーラスで役満分点を
取られた時は、もう終わっちまった~と思って諦めていた男がですよ
たかが役満と一蹴して諦めない姿勢を見出すわけですよ。


そしてその局では一気に差をつめるハネツモをし、入星さんとの
ほぼオナテンを競り勝つわけですが、その時に初めて入星さんが



2013030720460000.jpg
遼の成長を認めるんですよ



今まで見向きもされなかった、目標とする人にここまで言われる
程になったのだと、改めて遼ちゃんの成長に驚くばかりでした。
その後のオーラスでも入星さん自身が無くしたものを、遼ちゃんが
持ち合わせていると認める心の言葉もあったり、ここに来てようやく
入星さんに土を付けられたと思える所がちらちらと出てきました。




最後に自分の限界を悟り、望んでやまなかった勝利は







2013030720520001.jpg
遼の元へ舞い込んで、この勝負を終えました







元師弟対決はこうして幕を閉じましたが、敗者は去るのが
この世界。入星さんはこの時を境に天牌世界で出てくることは
ありませんでした。それも永遠に。






なんだか遼ちゃんのヒストリーと共に入星さんのお話にもなって
しまいましたが、次回は(今週の天牌の次になるが)裏社会の帝王と
呼ばれた男、入星祥吾のお話で新宿決戦を閉めようかと思います。




天牌 43巻 (ニチブンコミックス)天牌 43巻 (ニチブンコミックス)
(2012/10/13)
来賀 友志、嶺岸 信明 他

商品詳細を見る



麻雀 ブログランキングへ

にほんブログ村 その他趣味ブログ 麻雀へ
にほんブログ村


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

まじわー

Author:まじわー

旧マジカルワイドの中の人。
魔獣最後の顔芸か。

このページはリンクフリーです。

ご意見・ご要望・個人的に私に
伝えたいことがありましたら
メールフォームまでどうぞ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR