天牌についてアレコレ語るブログ 渋谷決戦について~その5:その神様を殺してでもこの世界にしがみつきたかった

渋谷決戦について~その5:その神様を殺してでもこの世界にしがみつきたかった


「その神様を殺してでもこの世界にしがみつきたかった」



では、渋谷決戦の黒流対波城の1部のキーキャラで
あったよっちんを書き綴りたいと思いますが、今回は
いつもより画像を多く使っての記事になるかと思います。



そもそもの始まりはまだ黒沢さんがいた頃に瞬ちゃんが
黒沢組と邂逅してから天牌本編は始まっていく訳ですが
その頃のよっちんというと、まだ小さい海輝を守ろうと
必死な好青年という位置づけでしたが



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ああ、こんなにもまだこの頃は輝いてらしたのねよっちんよ


しかし学生選手権で逆恨みを買った後藤の正也君に
心の拠り所であったものを潰されて、事態は急変。


彼を取り巻く環境がどんどんと悪い方向へ流れていき
果ては組の人間からまで声が掛かるようになり、そこで
縁を持つことになったのが波城組でございました。


波城組の津神さんにコテンパンにやられて一からの再起を
図り、一人で渋谷を制覇しようとするんですが、そこで
久しぶりに会った瞬ちゃんに対してこうでした



「瞬さんさぁ雀荘に世間話をしにきたのかい」




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「こいつと会ってから俺の人生は狂い始めてる」


正也にあんだけ恨まれたのもどこ行く風で
瞬ちゃんを烈火の如く憎みます。あちゃー正也と
同じ道を結局は辿っちゃうんですかい。


それも結局は瞬ちゃんに負けて
(勝敗は別に決まってないけどよっちん自身が負けを認めている)
さらーに憎み爆発しちゃうわけですが、まだまだよっちんの転落人生は
続くわけでして堕ちるところまで堕ちていきます。


・渋谷は制覇できなかったけど市居さんを軽く捻ってどうにか津神との
再戦に辿りつくも圧倒的敗北を喫する。ただこの流れでいつの間にか
波城組の完全な代打ちに属する。


・赤坂で負けて以来、その代打ちでもあまり振るわず、挙句には
俗世間を抜けられそうにないからという理由で、背中に刺青を入れる。


・そして刺青を背負って覚悟完了したら、立派な代打ちに。
渋谷戦での選抜戦では中釜さんを圧倒するほどに。





そして迎えた渋谷戦では序盤こそ優勢に立つものの
仲間の北岡まで交えての3人してよっちんを潰しに掛かり
あえなく失速する形に。なんというかねぇ・・・




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本当に報われなさが出てるなぁよっちんは


と思う次第でありました。対局を進めるにつれて顔が死んでってる
のが検挙にあげられるんですが、止めは一回引っ込んでいる最中に
突然の連絡で海輝がヤバイという状態を聞かされ、最終的に携帯を
自ら叩き折るほどの自己嫌悪状態に。うむ、悲劇すぎる。


それから一応持ちこたえたのか、戦線復帰するものの
振るわ振るわ振るわの放銃マシーンもいいとこ状態で
そのどうしたらいいのか分らない状態を心象風景でいうとこんな感じです



2013022518250000.jpg


どこの砂漠でしょうか。



しかしこの状態がよっちんの心を確かに映してまして
最早どうすることも出来ない状態でその局のオーラス




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これが最後の打牌でした






とうとう完全に潰れ、その場をそっと離れるのでした。
その時に三國さんが去り際のよっちんに告げた言葉が


"こんなくだんねぇ世界にやはり坊やはいるべきじゃないと神様が判断なさったんだよ"
冷たいが、とてもとても優しい言葉を投げかけてくれました。対してよっちんは

"その神様を殺してでもこの世界にしがみつきたかった"
世間も、心の拠り所も、何もかも投げ打ってでも麻雀の世界で生きていたかったと
己の最大の悲願の言葉を無念と共に投げ返すだけでありました。



これが麻雀打ちだった、よっちんの最後の戦いでした。





そして敗北後時が経ち、なんにも残っていない状態で呆然と
サッカーの試合を見ているよっちんに声をかけたのが
あの時渋谷での相手側だった黒流のトップの代打ちの三國さん


自暴自棄だったよっちんに掛けた言葉は自分も結局あの後
負けたことと、勝った負けたはもっと永い人生の末路で
判断したほうが良いというのと、この言葉




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「追懐はどんな現実でも人間を大きくさせる」


でした。この時ばかりはまだよっちんも吹っ切れないと
言っていましたが、さらに時は経ち久しぶりにBAR雅の場面で
懐かしい表情のよっちんがそこにいました。


そこで全てを受け止めて雅のママがよっちんに対して言った台詞が
「がんばれ よっちん」であります。いやいや本当にこの一連の
流れは良すぎるってものですよ。



そして最後に実家に引っ越そうとするよっちんの前に、病気も治り
元気な姿で現れた海輝は、まさにこれまでの行いが無駄ではなかった
というのが始めて表れたところだったと思います。



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ああ、最後の最後で報われたんだねよっちん




海輝に対して「お前強かったな・・・」と言った台詞が
まさに僕らがよっちんに対して言いたかった言葉であり
よっちん自身もここまでの自分の行いに初めて報いが
あったと思ったからこそ、涙が出たんだと思います


だって天牌本編でよっちんが涙を流す場面は
後にも先にもこの時だけですから。


麻雀打ちとしてはもう絶対に出番はないでしょうけど
この先の未来でどうかハッピーで在られるようにと願う
そんなよっちんのヒストリーでございました。




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No title

こうやって一連の流れを追ってみると、やっぱりいいキャラだなーよっちん

No title

まさにその通りなわけですが、京都でのあの全て吹っ切れた感がさらに堪らねえと私は思うのでした。
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まじわー

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