天牌についてアレコレ語るブログ 2013年06月

今週の天牌 第701話「再会」


「全てが狂っちまっていた」







※最新号の天牌のネタバレがあります
単行本派の方はご注意下さい。

















~前回までのあらすじ~

井河との妙な駆け引き合戦が終わり、本当は暇
なのに暇じゃないと嘯いた瞬ちゃんは、手頃な
雀荘を見つけるがそこは「うどんは打てねえが
麻雀は打てる」という未体験ゾーンであった。
打ちたい、今すぐうどんを打ちたい。




はいはい、↑嘘予告オツ。




ということで向かった先の雀荘、通称「うどんは打てないが
麻雀は打てる」の先で、懐かしいどころか殆どの人が覚えて
貰えなかったDV男の再登場で、にわかに瞬ちゃんの生命の
危機が訪れてるわけですが




やっぱり前回ポッと出過ぎたのでしょうか、珍しく脇隅に
小さくではありますが、コミックス27巻参照と出ているので
あぁやっぱし殆どの人は覚えてないよなぁと納得。


しかも名前まで出てくる始末ですよ。重安さんだそうです。
さらに同じ雀荘にいる奴らからもイッチャってる呼ばわり
されている危険人物ですが、瞬ちゃんがいつものように
(…これがそもそもの原因なんだが)勝ちまくっている所を
コイツが見逃すはずもなく突っかかってきます。




そしてこの後がびっくりなんですが、いつぞやの高崎で住む
ところを探していた時の不動産屋のおっちゃんが、本当に
再登場してて驚きですよ。っつーか予想通りにどっかで出て
くるとは思いましたが、こんな早くとこんな場所でというのが
二重で驚きなんですけどね。まぁ余計な事を伝えて瞬ちゃん
より一層のピンチになっちゃってるんですけどねえ。



重安に絡まれて、さっきまで打ってたヤーさんっぽい人にも
同調されて、挙句の果てには指の爪をペンチで剥がされそうに
なってるわけですが、それでも弁解をせずに自分の意思を押し
通している瞬ちゃんですが・・・う~む、俺は何も関係無いの
一点ばりで問題解決するような事態になっていないんですが、
ここが瞬ちゃんのまだまだ駄目なところでしょうか。アンタ
同じようなことを伊東でも自分の家の前でもやってたような
記憶があるんですがねえ。





結局この一言が全てを物語っているような気がするんですが
瞬ちゃんには場末の雀荘に行く=トラブル勃発の定義でもある
のではないだろううか?



さて、次号で指の爪を剥がされるかどうかってところですが
当然重安等荒くれもの達が納得&落ち着いてくれないことには
全部の手の爪がやられる場合もあるわけですが、こっからの
予想が天牌の醍醐味ってことで5つパターンを考えてみました。




その①

あの不動産屋のおっさんが助けるが瞬ちゃんの銭を取ってそれで手打ちにするよ


何でここであのおっちゃんを再登場させたのかを考えると妥当な
ところかなと思います。瞬ちゃんはもっと懐具合を簡単に見せ
ないようにするべしだと思います。んで無一文になったところから
の、この雀荘とのリベンジが王道パターンでしょうか。井河も連れて
出てくるのが更にベストでしょうしね。




その②

井河(紅富士関係者でも可)が助けに来るよ


ない・・・かな?ってところでしょうか。イマイチ関わりの深くも
ない紅富士関係が助けに来てくれるとも思えないので、あんまし
宜しくはないかと。でもなくはない・・・か?




その③

三國さん(黒流関係者でも可)が助けに来るよ


新宿辺りだったら鉄板だったでしょうけど、生憎様ここは高崎の
群馬県です。ひょっこりと三國さんが高崎まで様子を見に来てた
ってならありそうですが、それなら行き着く先は紅富士だから
やっぱり可能性は低いと思います。しかしこんだけ見てみると
主人公助けられるパターンしかないのって・・・




その④

自力でなんとかするよ


やられそうになったところを麻雀勝負をふっかけて、瞬ちゃんが
負けたら持ち金を払うって形で。当然あのおっちゃんがいるんで
瞬ちゃんの懐具合を知っているのでヤーさん達は喜んで了承する
ことに。ヤーさん達が負けたとしても腹は痛くないわけですし。



だが、

一番ありえない予想である(断言)


だってねえ、そんな言葉の駆け引きを瞬ちゃんがやっているところを
想像できるかっていったら、ノーでしょう。これが遼ちゃんとか北岡
とかだったら全然あるんですが、瞬ちゃんだもんなぁ・・・っていうか
今号の最後のページで既に目を瞑ってらっしゃるお方にどう期待しろと。




その⑤

やられます。現実は非情である。


oh…



意外になくないかもと思ってしまうのがなんとも。
さて、一体どの予想が当たるのか。




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天牌名台詞集:9巻まで

またまた名台詞のお時間が参ってきましたが
やはり四川編は濃厚過ぎるので、例によって
1冊分での更新に相成りました。



やはり天牌は名台詞の宝庫やでぇー!






「この牌が当たりだろうがどうだろうが」
「和了1巡前に捌かれた腐れカンターに
 未練を残しちゃいけねえのが麻雀の鉄則だ」


第9巻~「溶け始めた氷河」より




「済みません この局の結果すこしは俺にも分かります」

第9巻~「4枚目のドラ」より




「怖い……」
「こんな怖い麻雀を打った記憶は俺の脳裏から飛んでいる」


第9巻~「天狗のままで」より




「坊やも麻雀打ちの端くれなら」
「渾身の勝負を目ン玉見開いて
 お二人さんの間で見せてもらいな」


第9巻~「天狗のままで」より




「1索切りさえ甘いってか」
「すでに地獄に落ちちまってる俺の身体を
 さらに八つ裂きにすることねえじゃないかよ」


第9巻~「渾身の勝負」より




「これが裏賭博界の誰もが欲しがる入星の強さ」
「不可能が可能になる瞬間を何度見せつけられたことか」


第9巻~「野生の感性」より




「…この牌は引かされた牌なのか…」
「それとも来てくれた牌なのか……」


第9巻~「刺し違いの状況」より




「時には相手の手牌に蓋をしちまうのも」
「リーチの持ち味だろ」


第9巻~「なくなった奥歯」より




「言えるのはまだ勝負の途中だってことだ」

第9巻~「野生の感性」より




「最後にはちゃんと笑顔を見せてやるよ」

第9巻~「野生の感性」より








最後の2つの部分が四川編を通して、私が
一番好きな場面なんですが、良いですよね
ここ。しかし、気が付けば上から下まで
黒沢さん尽くしになって来たこのブログで
ございました。


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今月の天牌外伝 第184話「三本柱」


「誘惑に勝ちグッと言葉を呑みこめば
 さらに勝率は上がるぞ」







※最新号の天牌外伝のネタバレがあります
単行本派の方は特にご注意下さい。
















さて、今月も天牌外伝のお話をどこよりも早く
お届けしたいと思います。そういえば昔は別冊
が月2回だった頃は外伝も月2回だったもんですが
月一になってからもう結構経ちますねえ。慣れる
のも早いもんだわ。




外伝のよくあるあるパターンというと、前回の中年
男性奮闘なんかもよくあるパターンの一つですが、
今回の若い世代が親やそれに値する人物に諭されて
改めて尊敬の念を込めて前に進んでいくっていうのも
王道パターンでございましょうか。




場所は雀荘「風天」(今の所外伝での出現率は最多で
あります。黒沢さん達の根城的雀荘)でメンバーの一人
である、貴也という青年と打っていた黒沢さんだったの
ですが、その貴也から相談を受けた所から始まりました。



内容は大学生活で目標も定まらず、なら早めに辞めて雀荘
で正社員になったほうが良いのではないかと打診をするん
ですが、親からは大学は絶対出ろの一点張りで聞く耳持たず
という結果でどうしたら…という内容なんですが(果たして
この時代が大学と就職が繋がらない時代なのかどうかは本当
なんかどうかはさておき)





黒沢さんに是非にと親を説得して貰いたいと、受けて行った
先は巣鴨の料亭なんですが、ひとまずここの描写が別漫画を
見ているような気にさえなるほどです。たま~にあるよね
こういう描写は外伝では。いえいえ、私としては大好物で
ございますけどね。



そしてその後はなぜか麻雀でのお手合わせをという流れに。
なぜだ?と思うことなかれ(貴也も言ってましたが変な流れ
と言ったら変な流れだわな)これは天牌外伝ですから。



案の定、打ってみたら親父さんは強く、それもそのはずで過去に
黒沢さんが惚れこんだほどの打ち手で、久しぶりにまだ帽子を
してないぐらいの過去のお話になったわけですが、結局親父さんは
麻雀の席で嵌められたのが原因で牌を握らなくなったということで。




そっから黒沢さんが麻雀に必要なものとして、才能、努力、そして
運が必要であり、特に運というのは辛抱を重ねた上でないとすぐに
去ってしまうよとありがたい言葉を親父さんから受けたことを語り
ます。


その話を受けて貴也も焦ったら根の生えた運にはならないと悟り、
結局大学を辞める話は無かった事に。おぉ今回のはまさに王道的に
話が進み、そして綺麗に締まったなぁという感じです。



ということで今月も面白かった外伝ですが、来月も乞うご期待ですな。


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赤坂天狗血闘牌について:ラスト~最後の時に伝えたい言葉


「お前と過ごした日々は本当に楽しかった嘘じゃないぜ」
「最後の最後に俺の声を聞かせたかった」





天狗決戦のこともいよいよ本日でラストとなり
ますが、最後はやはりこの人黒沢さん。思えば
黒沢さんはこのブログで大きく取り上げるって
ことがまだなかったわけですが、後に語るでは
ありましょう四川の決闘と共にがっつり述べたい
ところであります。



そもそも四川以降からってのは黒沢さんが特に
出張るシーンが多くなっており、黒沢さんが
中心に瞬ちゃん・よっちん・遼とザッピングの
形式で多方向に分けて物語が進んでいく形式が
固まりつつあったんですが



その肝心の中心人物である黒沢さんの死期が、
巻を追っていくごとにどんどんヤバイ方向に
向かって行くのが、物語をとある一つの所に
収束させていくのが見えていきます。



要は黒沢さんの最後の対局に向けてっていう
ことです。その最後の時に向けて、黒沢さん
自身もさすがに自分の具合の悪さを自覚してか
まだ知り合って間もない三國さんに裏の世界の
代打ち達との勝負を懇願するんですが、軒並み
裏プロ連中も破れ、自分の限界を察するほどの
症状を悟り最後の対局が開始されたわけです。




最後の対局時に、面子として一人は黒沢さんが
連れてくることになり、あとの二人は三國さん
のというより黒流の切り札的存在である(でも
三國さんが連れて来たいという意思が強かったと
思いますが)菊多と、入星さんの紹介で我らが
主役の瞬ちゃんと相成りました。




ただ、この段階では新満さんってば黒沢さんの
師匠格としてしか書かれてませんが、後々の外伝
での接点や共に活躍する姿を見ると、なかなか超え
られない師匠格でもあり、凄く頼りになる同士でも
あると捉えられるのが分ります。



そりゃあ最後の最後で今まで負け越している人に
勝っておきたいと考えるのは当然のことか。15巻
での闘牌前日でのこの二人のやり取りを見てると
絆の深さが見えてきます。確かに黒沢さんが全面
的に信頼できる人ってもうこの人しかいないです
もんね。




「隆もあちらで痺れを切らせているかもしれません」

という台詞が物語っているのやも知れません。




さて、肝心の闘牌は黒沢さん本人の希望によりたった
一回の勝負となりましたが、のっけから新満さんの
役満が出るなど波乱の幕開けとなりましたが、続く
東2局では親番でいち早く手になった菊多に対して
手詰まり状態だったところから、菊多が受け替えを
した瞬間を狙っての手変わりリーチでのアガリをもの
にしての、黒沢マジックの真骨頂とまでいわせたのが
衝撃的だと。


天狗って全員の手牌と進行が丸分りなんで、こいつの
手が成長してここで待ったらコイツがヤベーなってのが
予測として出てきます。まぁ大体そう思ったら大抵は
後ろで見ている観戦組みの誰かしらも思うんで、ただ
なぞっているにすぎないんですが、それを見事逆手に
取られたのが続く東3局でした。



早々に軽い手をテンパリ、黒沢さんが早い決着をするかと
思われたんですが、あっさり待ちを握り潰され見ている側
にとってはもう店じまいかよ!っていう印象を植え付けて
くれます。しかもそっからちょっとフェードアウト気味に
なるもんだから、こりゃあ黒沢さんの出る幕ないか?と
思わせたところに




たった2巡で手変わりをしての一発ツモ。その前から新満
さんが二人の役満をぶっ潰した後に、鮮やかに決めるもの
ですから余りにも見事過ぎて惚れ惚れしてしまいそうでした。


しかしそんだけ力を使ったからなのか、黒沢さんは卓上に
相当の量の吐血をし、勝負不可能かと思われたのですが、
どうにか持ち直し続けることに。だが、これが原因とは
正直思ってはいないですが、以降南場では影が潜める
結果になることに。




ただ、南場からは黒沢さんがというよりも瞬ちゃんのほうに
スポットライトが当たり、黒沢さんはそれを見ていく形という
のがしっくり来ます。所々で瞬に対してモノローグで語りかけ
ていく黒沢さんが、この対局を通して瞬に対して伝えたいこと
が分ってきます。




そして迎えたオーラス。


黒沢さんは現状トップ目ではあるものの、当然守りに入る
気なんてサラサラありゃしませんが、残りの3人もそれ
ぞれの思いを込めて逆転を狙ってきます。


一番近いのは新満さんでひとアガリで捲くれる位置にいる
為、目下最大の敵といったところなんですが、よもやの
潰れかけていた菊多も役満入れちまうなど、誰かの言葉を
借りるなら麻雀ってのは最後にこんな手が入ってしまうと
いうのをまさに実行しておりました。



一方で黒沢さんも、正直配牌を見た限りでかなり遠そうだ
という印象しかなかったのを、あそこまで育てたのだから
途方も無いです。新満さんに続いて、バッタ待ちではある
ものの、新満さんと瞬ちゃんの手を殺しつつのリーチであり
瞬ちゃんがもし役満に固執していたらアガリになっていた
可能性も大だったわけですが


見ている側も予測しなかった、瞬ちゃんが安めに取っての
リーチ敢行で全てひっくり返ることに。この時のリーチを
受けて、黒沢さんが牌をツモって来るときの心境が





「これがおそらく俺の最後の打牌……」




だったというのがもう。以前に入星さんが黒沢さんが最後の
一牌を掴んだ時に、坊やと共に卓に座っていることに喜びを
持てるかどうかってのを表したのだと思っています。


最後の最後で自分のリーチを上手くかわしきり、見事直撃を
仕留められたってところに最後だったら満足のいく結果だった
と思います。黒沢さんもその後、ちょっとフッてやってたしね。









そして対局が終わり、結果どうのこうのは語らず自分の周りには
変わった奴しかいなくて困り果てるといいます。まるで自分の
周りにはこんなにも面白い奴らがいるから恵まれていたんだと
言っているかのように




最後に瞬ちゃんは去っていく黒沢さんを見ることが出来ず、顔を
出て行くまで上げられなかったんですが、黒沢さんは去っていく時
でも瞬個人には一言も声を掛けていませんでした。


なぜか?と言うと必要なことは全部対局中に語っているから。


勿論口に出してないこともありますが、対局を通して伝わっていると
黒沢さんは思っているから言わないだけですが。でもやっぱり心残り
はあるのか、入星さんに後は全てを託します。




でもまだ伝え切れていない言葉と人がいるから、最後に黒沢さんは
よっちんに連絡をとります。ここが全部を通して、黒沢組に対して
の思いの強さが出ている場面だと思います。




最後に黒沢さんがよっちんに伝えたかったことって、紛れもなく
純粋に別れの言葉です。他の誰にも面と向かって、別れの言葉を
伝えてなかったのに、よっちんにだけは伝えたのが今まで培ってきた
黒沢さん達の歩みがあってこそだと、そう感じます。



こうして一つの大きな男の幕が閉じたわけですが、決して残した
ものは小さくはないと、後の展開がそう語っております。






最後に天狗決戦の最後が乗っている18巻の背表紙の言葉で
締めたいと思います。


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受け継がれる魂がある。
語り継がれる伝説がある。
卓上に若き熱風が吹く時、男は微笑む。
至福の喜びに包まれて・・・!!
「ありがとうございました・・・」
・・・さらば人生の師!!
・・・今、沖本瞬!!新たな旅立ちの朝!!




ありがとうございました。




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今週の天牌 第700話「危険な匂い」


祝!天牌連載700回突破!







※最新号の天牌のネタバレがあります
単行本派の方はご注意下さい。

















~前回までのあらすじ~

井河と殴り合いのガチンコ麻雀やったら
それまで見向きもしなかった井河からの
明日もまた来るのかい?の発言に渾身の
ツンデレ返しを。どんな駆け引きだってばよ。





あら、上のあらすじ今回もやるんですね。てっきり
前回だけかと思ったんですが以下続投らしいです。
まぁそれは何より、とうとう天牌も連載700回突破
ということで滅茶苦茶久しぶりに巻頭カラーなわけ
ですが、カラー絵の見開きはやっぱ冴えるのぉ。



さて、井河戦も一旦区切りが付いて、まさか本当に
次の日になっても紅富士に行かないという偉業を
瞬ちゃんがやってくれたおかげで、ちょっくら新展開
になっているわけですが、非常にトラブルの匂いしか
しないです、ハイ。


着いた先の雀荘は3の3・9のお店なんですが(本当
なら今こんな店出来ませんけどね)まるでいつぞやの
よっちんと市居さんが行った、西葛西の無法という
雀荘を彷彿させるような雰囲気があります。


ていうか群馬は高崎のイメージが若干悪くなりそうな
気がしますが(遼ちゃんの時もあったんで今更かも
しれませんが)ほ、本当は平和な街ですよ、とだけ
伝えておきます。


さて、着いて早々得意の「打てますか?」を披露した
のはいいんですが、返しの言葉が今世紀始まっての
難解な言葉です。



「うどんは打てねぇが 麻雀は打てるぜ」




ポカーンですよ。


これはひょっとして来る人来る人から「うどん打てますか?」
と言われ続けてきたから出た言葉なんだろうか?いや、そうと
しか考えられない。だって普通のっけの言葉が、うどんは打て
ないだぜ?


確かに群馬には日本の三大うどんと言われる、水沢うどんって
のがありますし、僕は以前群馬の館林って所に住んでおります
のでうどんが如何に取り上げられてるかは分るんですが・・・


ということでググってみた。


まぁ群馬のトリビアってことで見るもまたよし。ていうか
そろそろ天牌の話をしましょう俺よ。






うどん話はいい加減置きますが、向かった先の雀荘でいつもの
ように無双しだす瞬ちゃんですが、なにやら紅富士にいる誰か
の話題が出てきだし、井河何やってんだよ!と軽く身内目線で
話を聞いている瞬ちゃんですがいつからそんなに親身な間柄に
なったのやら。


しかしこれで井河の謎がちょっとだけ解けてきましたが、どうも
全うな道を歩んできたとは言えないような気がしてきましたが、
今後の展開を匂わす非常に重要な伏線であるかと。


そして人のトラブルに巻き込まれたら天下一品の瞬ちゃんにも
トラブルの匂いがするわけで、雀荘に来た瞬間から瞬ちゃんを
どっかで見た覚えがあるという男が現れて、お?過去に出てた
奴の再登場ですか?誰であろうかと思ってみてみたら




え?ごめん、コイツ誰よ?


って最初見たとき本気でそう思ったんですが、記憶を遡っていくと
こんなのがそういえば過去に居たなぁってことで思いだしました。










一応他人のそっくりさんも本編のモブキャラにはたまーに
出てくるので、検証に検証を重ねての2枚画像貼ってみたの
ですが、まぁ間違いないかと思います。服も一緒ですしね。


あの時は瞬ちゃんをぶっ殺すって言ってたので、その恨みが
消えてなければ瞬ちゃん命のピーンチってことになりそうで
ございますが、井河共々トラブルの予感がひしひと伝わって
きます。さて、どうなるか。



しかし、伊東の時みたいに誰かが助けてくれるってのは今回は
厳しそうですが(頼みの黒流会は東京ですし)また麻雀で全て
の決着を付ける展開に・・・なるんだろーなぁ(遠い目)




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赤坂天狗血闘牌について:その4~天性の博奕打ちに(後編)


「本当に……本当に最後なのかい 黒沢さん」




ということで続きいきまっそい。




さて、いきなしですが天狗戦での序盤は
瞬ちゃんの活躍はこれといって目立った点は
ないです。大まかな流れを書くと大体こういう
感じになるのですが






◎序盤

新満さん役満ツモで独走するも、黒沢さんが
巧みの技量(マジックとも言うが)で追い上げる。
東場終了までは菊多も瞬もテンパイまで漕ぎ着け
たりするものの、一度もアガれず。






◎中盤

南場に入ってから瞬ちゃんもどうにか絡んできますが
痛恨の打ち込みで点数的には箱下の状態に。しかも
瞬ちゃんの打ち込みから、そこまでツモ合戦だったのが
一気に振込み合戦に。ここで菊多がズタボロ状態に。






◎終盤

新満さんが菊多からアガったもんだから結構途方も無い
点差になりつつあったんですが、瞬ちゃんの起死回生の
直撃により一旦トップから落とされることに。最後の
オーラスでの黒沢さん・新満さんのリーチに対して、
決して逆転手ではないけど、次に繋がるよう最後まで
手を歪めなかった瞬ちゃんのアガリで締め。




半荘一回のお話ですが、実際単行本にして4巻分の内容
ですからそりゃあ濃くもなるわけですが、序盤に掛けて
まるでいいとこなしだったのが、中盤の箱下になって
からの復帰する姿は胸にくるものがあります。



逆に黒沢さんは序盤こそマジックを見せてくれたりと
激しく活躍するんですが、血反吐を吐いてからはなかなか
動きが無かった模様。まぁそれを言ったら全員が全員共
見せ場があったり、苦戦する場面があるわけで、まさに
4人が4人とも必死に戦っていたと描写されるわけですよ。




さて、そんな過激で熱烈な天狗ですが、ここまでを
通しての瞬ちゃんのキーワードって"あったかい麻雀"
なんですが、それが如実に出てるってのが特に最後の
オーラスだったかと思います。



そもそも逆転するとしたらオーラスで役満ツモという
確かに麻雀漫画ならよくある展開と言えばそれまでで
ございますが、実際にはほぼほぼ無理な条件ですよね。


しかしそこは引きが神掛かっている瞬ちゃん、スーアン
まで見えてきたところまで持っていくんですが、そこは
他の面子も黙っていないって事で、ガシガシ攻めてくる
わけですが、その時の打牌の描写が暖かいを通り越して
熱過ぎることに。




三國さんが冷たい打牌だとしたら、瞬ちゃんのは燃える打牌
ってところなんでしょうけど、これと少し似たようなのを
実は以前に見ております。




実際に燃えたりしている描写もないですし、どうなの?
って思いますけど、私が瞬ちゃんのあの打牌を見た時に
思ったのはここの場面で、あぁやっぱり瞬ちゃんってば
黒沢組の一人なんだなぁと思うことでした。


それを更に強く思うようになったのも、過去に黒沢さんが
学生選手権でズタボロになった選手にこういう言葉を掛けた
ところから来ている気がしてしょうがないです。




こういう麻雀に対してとにかく真っ直ぐな部分を、色濃く
受け継いだのが瞬ちゃんですから、だからこそあのオーラス
があったのかなと思っています。



そのオーラスのアガリを見て、黒沢さんが瞬に対しての
評価が"天性の博奕打ち"ていうのが、最上級の褒め言葉で
あったと思います。



一貫して師弟同士の強いぶつかり合いと、今後の瞬ちゃんを
表すような表現をしたりと、黒沢⇒瞬という図式が強かった
天狗決戦でしたが、次回は最後に黒沢さんのことで締めて
みたいと考えております。



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赤坂天狗血闘牌について:その3~天性の博奕打ちに(前編)


「俺は黒沢さんに 何も見せることが出来ないのか…」




さて、天狗決戦と言えば黒沢さんは言わずとも
ですが、瞬ちゃんの活躍も見逃せないところ。
なんだよまた沖本ですか!というのも出そうで
ありますが、彼が劇中で一番活躍した場面となる
舞台ですから、外すわけにもいかんとですよ。




瞬ちゃんが天狗決戦に至る経緯となったのが
入星さんからの打診で、本当は入星さん自身が
打ちたいところだったのを自分では黒沢さんに
何も見せることが出来ない、去年の花火状態だ
というところから来ているのですが(それ言ったら
三國さんとかもなんだけどねホントは)



そんなわけで入星さんからは"黒沢さんに何でも良いから
見せれるもの"という課題を言われ、瞬ちゃんは五里霧中
の中でひたすら探し回るわけですが、基本的にこの男は
器用なマネも人脈を辿るという事も出来ませんので、ただ
打ち続けることしか出来ませんでした。



誰かに見てもらうとか、何かいいアドバイスを貰うとか
(一応遼ちゃんにアドバイスを貰おうと頭の片隅では
思ってたみたいですけどね)麻雀以外で何か思いつく事
ってないんかい!な状態だったわけですが、結局その
どこまで行っても麻雀一筋なところが元で、雀荘虎の宿
で知り合ったお爺さんからヒントを得たのでした。




「アンタの麻雀には体温以上にあったかいものを感じる」
そう言ってくれた爺さんでしたが(結局名前すら出てこない
ままでしたが)そっから導き出された答えが一番瞬ちゃん
らしいなという結論でした。




「潰れる?好きな麻雀やって潰れりゃ本望じゃないですか」



何と青々しい言葉だらけではありますが、でもこういう
ストレートな思いを出させたら一番ですよね瞬ちゃんは。


ちなみに納得半分、気持ちに負けた半分の入星さんですが
ご自身はまさに好きな麻雀でいくところまでいって、命を
賭けたわけですから、あんまし瞬ちゃんのこと言えないよね。
弟子が弟子なら師匠も師匠だったということで。



ということで晴れて天狗決戦の参加権を手にした瞬ちゃんで
ありますが、向かった先の赤坂の雀荘では入星さんと三國さん
以外はなんとも全員知らない顔です。わーお。


そういえばここで黒流の面々と交流が出来てくるわけですが、
よくよく考えたらこれがなかったら瞬ちゃんと黒流会が絡むの
ってなかったんだと思いますよ(そもそもが三國さんが黒沢さん
をこっち側に引っ張ってったのがあるけど)そう考えると本当に
この勝負の転機の部分は強いですな。



さて、面子も揃い半荘も一回のみという当時の麻雀漫画としては
異例中の異例(特にでかい勝負になればなるほど回数は増えるもの)
として始まった、黒沢さん最後の麻雀勝負となったわけですが
まず東一局から異変が起きます。



一局が長い!っつーか、まさかの全ツモを描写。

確かに始まる前に瞬ちゃんが、局が終わったら毎回牌をオープンに
して、記憶に残すことが出来たらと素晴らしい案をだしたものが
あるので、そうなると必然的に局が終わるまでの全てのツモを乗せる
のが当たり前になっちゃいますよね。ってことで長くなるのは必然な
わけでございます。





ただ、長いだけでなく闘牌描写もとてつもない濃さで書かれてくる為
毎回毎回楽しみになってましたし、たった半荘一回でこんだけドラマ
が作れるんだと正直唸りました。ええ、本気で。




ということで闘牌での出来事や瞬ちゃんがこの勝負を経て、手にした
ものとかってのは次回の後編にでも。おぉ!初の前後編だ。というか
一気に書ききったらとんでもない分量になってしまうので、ひとまず
ここで区切っておきます。



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今週の天牌 第699話「初めての言葉」


「明日また来んのかい?」






※最新号の天牌のネタバレがあります
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~前回までのあらすじ~

せっかく遠路はるばるから会えた井河君だったのに、
彼ったら全く相手にしてくれず超不機嫌!でもお互い
殴り合いの麻雀でインファイトしてたらどうやら彼も…!?





っておい凄い別物の粗筋になってるみたいじゃねーか!
でも大体あってるから不思議ですね。といことで予想
通り瞬ちゃんと井河の第一ラウンドはあっさり終了の
運びになりました。でも決着は付かないだろうと思い
ましたが、完全な引き分けとはねえ。



面白かったのが同卓の三國さんが居た頃からの常連だった
という、岸田さんの台詞もなかなかでした。しかし非日常
を求めているって言うのは言いえて妙な表現だこと。



そして殴り合ってたら急に関心を持った井河君ですが、早速
明日また来れるのかと直球を投げかけますが



瞬ちゃん懇親の手のひら返し炸裂


あんだけこっち向いてオーラを出しては、シカトされっぱなし
だったもんですから趣向返しですか。俺の心情を悟られたくも
なかったって本人言うてますけど、別にイイじゃんとも思って
しまいますけどねこっちは。あんた素直に強い奴と打ちたいって
いっつも言ってましたやんけ。


そんな瞬ちゃんの思惑がどう転んでいくのか分りませぬが、まぁ
気が付いてたら浴びるぐらい、井河と打ってるんだろうなとは
思いますけどね。しかしこっから更なる発展ってどうなるんやろか。




そんなこんなで微妙な引きを見せつつ、来週は遂に連載700回の
やっぱり来ました巻頭カラーで久しぶりに登場ですよ。ってか
巻頭カラーも津神さん敗北の時以来ですが、新展開とかまじで
期待してまっせ~!


ちなみにこのブログもそのビックウェーブに乗っかって行こうと
来週のこの辺りにでも、何かぶちかまそうと考えています。だが
進行状況0%で果たして間に合うのか。どうするどうなる来週よ。



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赤坂天狗血闘牌について:その2~実は世代交代な対局の図


「ここに座ってる3人が俺よりどれだけ
 厚い人生を送ってきたかの証のようなもんなんだよな」





さて続いて赤坂天狗での面子について書こうと
思いますが、いつもだったら一人に一つ記事を
書くぐらいのことをやってのける私でしたが、
さすがに今回それをやったら莫大な量になると
思うので割合簡単目な感じで。


ということで以下、キャラを抜粋。





我らが主人公は思えばここが一番素敵に輝いていた
頃だったのではないかと、本編の主役をしっかりと
やっていたと感じます。ただし肝なのはあくまで
瞬ちゃんは本編の主役だっただけで、この対局に
おける主役はどうやっても黒沢さんですよね。



思えばこの闘牌以降からは本編での黒沢さんの出番
というのは当たり前ですがなくなり、瞬ちゃん達が
物語りを繋いでいくわけですが、まだまだ独り立ち
にはほど遠いのがなんともまぁ。



とはいえ天狗での活躍っぷり(ただし南場以降だが)
は目を見張るものがあり、この調子でやってくれて
たら問題なかったんですが、改めて後の展開見ると
伊東・大阪ステップ杯とロクに出る幕なく、本当に
大きな出番は京都までお預けだもんなぁ。その京都
ですら短かったですが。






実は天狗以降、一番優遇されてきたキャラであり現時点
では最強キャラクターの一角にまで昇り遂げた奇跡の奴。
果たしてそんなことになるだろうと、この当時に誰が思っ
たことであろうか!俺は少なくともそこまで行くとは想像
出来ませんでしたー。



というのも某6万字インタビューでも書いてあったんですが
菊多自体が当初は出てくる予定に無かったってことですから
まさかまさかの大躍進だと思うんですが、やっぱり動かし
易かったってことなんですかねえ。ただし天狗での活躍は
どっちかというとヘタレ描写の方が奇抜なところを見せてる
より印象が強いのは、きっと兄貴のせいに違いない。当初は
この兄弟は・・・とも思ったもんですが。



この対局で思ったのが丁度上手い具合に世代交代組に分かれて
いるところが実は印象深かったりしております。元々が黒沢さん
最後の対局って意味合いなんですが、これを転機に更なる成長を
してくことになる瞬ちゃんと菊多っていうのが、一つの節目の
対局だったんだなぁと思うばかりでございます。






というのを踏まえた上で新満さんをみていくと、これも面白い
わけでして、立ち位置的にはどっちかというと黒沢さん寄りの
方なんですよね新満さん。これから先がある若手ってよりも、
本人が黒沢さんに言っていた通り、じきに死期が追いつく身で
ありますからねえ。



しかし本編では天狗以降殆ど出番がないのと、完全に雲の上的な
存在にまで昇華しちゃってるので致し方ないといえばそれまでで
ございますが(その分、外伝ではかなり出番有り)もうちっと
絡んできてくれても良かったかなと。とはいえ上で述べたとおり
だからこそ出る幕が無いってことなんでしょうけど。



ところで未だに死にそうな気配が皆無な辺り、やっぱり本編でも
第三次天狗以降でもひょろっと、出てきそうな気はしてるんです
けどね。






この対局の主役の人であり、四川以降からは完全に主人公に
なってしまった凄い人。余りのそのカリスマっぷりに外伝
なんつーものまで出来る辺り、そのキャラクター性は留まる
ことを今でも知らない。



あんまし語ることも今更感が漂うわけですが、良くも悪くも
黒沢さんがこの物語の根源を支えてるんだなぁと、一頻り
考えられるわけですが、これを超えられる人ってのはもう出て
こないだろうなとも思えるわけで。



そういう意味で考えると、瞬ちゃんに託されたバトンってのは
相当大きいわけですが、果たして最後までにこの人の域にまで
達することは出来るんであろうか。というかあとどれぐらい
進めば近づいていけるのかって所ですしね現状。





そんなわけで天狗面子に対して好き勝手書いてみましたが
次回では全体の構想についてそれとなく書こうかと思います。



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赤坂天狗血闘牌について:その1~天狗から見る今までのお約束殺し


「東1局からどデカい手が出そうだな…」




お待たせいたしましたが、いよいよ赤坂での
天狗血闘牌でのお話に参ろうかと思いますが
まずは、その始まりから終わりに至るまでの
今までの闘牌とは違った手法で、描き切った
全貌を見ていこうかと思います。






まずはなんといってもいきなりの東一局からの
役満があげられるわけですが、これってなかなか
ないことだと思いますよね。しかも前々からこの
対決がどんな意味合いを持たせてるかは判って
いるわけで、それなのにいきなし役満とかって
いうのは展開としては大き過ぎると考えられます。



大体こういうのってオーラスに役満で逆転って
言うのがベタであり、もっともよくあるポピュラー
な手法であると思いますが、始めの一局で他の奴ら
と大きく差を広げる役満が、いきなし出るってのは
やはりそうそうないことで。






とはいえないわけではないですけどね。そういう
展開自体が。でもそういうのって大体主人公の宿敵
とかがやることですよね。でもこれアガったのって
新満さん天狗で初登場だし、しかもアガるのに当時
ではまだ珍しかった、一局に3週分は使ったわけで
あまり無理は無いんですよね。



これが新満さん本当にいきなりスパっと役満ツモで
あったのならまた受けた印象は違ったのかなと思い
ますよ。ただ、これが本当にこの闘牌の始まりに
過ぎなかったって言うのが全体を通して伝わって
くるのが非常に素晴らしい。



まず、上でも述べている通りにこの天狗闘牌では本編
では初めてとなる、一局に大体2~3週掛けてでも濃密
に描写されています。まぁ今でこそそこそこ当たり前に
なってきたところではありますが、当時としてはそれを
長いとも思いましたが、じっくり丁寧にやってくれてる
分、展開の予想や手牌がどうやって進行するかの読みを
必死に考えたものです。



こんな展開にもっていく麻雀漫画って今まで無かったと
思いますよ。そもそも週刊だからこそ、出来る手法では
あると思いますが、ここまでのじっくりっぷりってのは
なかなか出来ないんじゃあないかと思います。






ちなみにこの対局で初登場となった菊多と新満さんですが
この二人の経緯もこの対局中に語られるのが上手い。新
キャラが出るっていうのはともかく、いきなりこんな大舞台
が出番って言うのは正直キャラがコケたらどうにもこうにも
ならなかったと思うんですが、上手い具合にキャラを見せて
くれていますねえ。



まぁキャラどうのこうのっていうのは次回辺りにでも書くと
しまして、最後にこの勝負の結末の付け方について書こうと
思いますが、と言っても結局瞬ちゃんの言ってる通りでほぼ
問題なしなんですが、ここでも今までのお約束的な展開を
敢えてぶっ壊してきているのが、この勝負全体の締めくくり
としていい味を出していると思います。






普通なら主役が勝ちそうなもんだよね。というかあの手は
最低でもスーアンテンパるぐらいにはどうやっても描写され
るのが殆どだと思いますよ。それがああいう展開になる訳
ですから。



ということで最初から終わりに至るまで、従来の麻雀漫画の
展開を外しまくって、見事な対局に仕上がった天狗血闘牌で
ございますが、では次回はその舞台を彩ったキャラ達にスポット
を当てて見ようかと思います。



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今週の天牌 第698話「殴り合い」


「まさに殴り合いだった」






※最新号の天牌のネタバレがあります
単行本派の方はご注意下さい。

















今回は久しぶりにアガリにアガリまくってくれる
瞬ちゃんと井河が特徴的だったんで、趣向を変えて
今週の天牌をお届け致します。画像祭りの始まりや!





まずは前回、東パツに俺のヘッドを
井河がツモっての満貫ですが






今度は井河が専制リーチした後の親満直。
おぉ、あっさり取りかえしたどころか上乗せ
しての反撃ですか。






それどころか続く一本場でハネツモかよ。
おおよそこの段階でだいぶ離されちまって
ますが、下の言葉通り・・・






井河君、逆襲の倍ツモ親カブリの図。
紅富士のマスターも言ってますが、余りにも
大物手が連発し過ぎで、他がいずれ飛びそうで
ございますが。






そして見開きでの瞬ちゃんのメンホン。
待ちはカン七萬だけなのに、そこに見事
ぶちこむとは・・・っていうかまだ東3局?
まじっすか!?






そしてこちらも見開きでメンホンなわけですが
派手そうでいて、実はお互いハネ満止まりだった
という罠。井河のは東だったら親倍だがなぁ。



ってことで今週の天牌アガりまくる二人の図式
だけでお送りいたしましたが、なんという好敵手
みたいな雰囲気がプンプンしているわけですが、
なんだい井河も対局が始まったらガチやないけ!
というわけで次週も殴り合いは続きそうです。




※おまけ





・・・あくまでまだ平手チョップの応酬にしか
過ぎないってことですかね。これで大技が出る
んだったらどんなことに。


しかし久しぶりに素敵なぶっとび表現が出て
私は大満足です。



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天牌名場面~第5巻「執念と自信」から




またしても古いところからというか、私が
一番最初にゴラクで天牌を見たのがこの話
だったという意味でも、印象の強い回だった
と思います。あれからもう10数年が経とうと
しているんですなぁー。




学生選手権の決勝戦、辛くも1回戦目をトップで
勝ち取ったよっちんでしたが、それに目をつけた
のが湘南白虎隊の大将の河野であり、よっちんの
不意を付いて指を折る行為に出るわけですが


さしものよっちんと言えども、指を折られた状態で
まともに打てるわけがなく、冷静な判断が利かなく
なり、アガリを逃すばかりでなく逆に放銃してしまう
のでした。






よくよく考えたらこの話からみたら、なんでよっちん指折られ
てるの?っていう話になるんですが(実際私も謎が解けたのは
5巻が発売された後でした)そこが話のメインになるわけでも
ないんですよね。


絶賛大変な事になってるよっちんに対して、勿論同卓の連中は
一切手を抜くことなくよっちんの喉元を噛み切ろうと、容赦なく
アガリ倒してくるんですが、3人ともよっちんがラスに落ちてる
状態ですので誰でもトップが見えているわけですが、ここで
さっくりとトップに踊り出るのがあの男。









2点3点してトップがコロコロと入れ替わる状態の中、遼ちゃんが
一発でひっくり返すわけですが、これにはさっきまで余裕綽々の
長谷沼も慌てだす始末に。しかしこの頃の展開スペースの速さは
絶品でございますなぁ。なんといってもどこから読んでも楽しめる。


さて、なんにも出来ない状態なのはわれらがよっちんなんですが、
悩ましい手に遭遇したときにいきなり画面が暗くなり、まさかの
隆さん登場で(ただし声だけ)一気に浮上のキッカケを作ります。
この時の声をよっちんだけじゃなく瞬ちゃんも聞いているわけで
ございますが、この大会における隆さんの登場率はかなり高く、
こんなところでも黒沢一派を守ってくれています。





学生選手権を通して、この隆さんの声が聞こえて・・・っていう
場面が非常に良いシーンだと思っています。惜しむのは本当に
短いページでしか書かれていないってところだけなんですが、
だからこそ冴えるというものだと思います。




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天牌名台詞集:8巻まで

四川編に入ってみましたが、やはりまとめて
お送りするにはちょっと名台詞が多過ぎる!
ということで8巻のだけで今回はお送りします。



やはり天牌は名台詞の宝庫やでぇー!






「黒が何べん続いたってな今度は俺が
 血染めの赤に変えてやるよ」


第8巻~「血染めの赤」より




「俺が人生3べん繰り返したって
 こ こいつには勝てねえ・・・!」


第8巻~「血染めの赤」より




「そうか俺には若さって特権があるじゃねぇか
 技術ではとうてい補えねえ溢れんばかりのパワーがよ」


第8巻~「エネルギーの喪失」より




「フッ リー棒つきか」
「あいにくだなアガれる鳴きしかしないってのが
 俺の十八番なんだよ」


第8巻~「エネルギーの喪失」より




「俺にとっても勝負だなこの一晩が」
「このまま倒れちまうか
 それとも地面スレスレで踏みとどまれるか」


第8巻~「ガラス張りの手牌」より




「冷たすぎるぜその打牌」

第8巻~「凍てつく打牌」より




「一発ならあえて裏ドラは・・・」
「やっとピンポイントを物に出来たな」


第8巻~「命運分けたリーチ棒」より




「卓上に激しい火花が散ってるぜ・・・」

第8巻~「死神の誘い水」より




「そこに北はあるんだよ」

第8巻~「作り上げた血流」より




「何をこいつら言ってやがる
 分からねえ
 まるで分かりゃしねえ」


第8巻~「作り上げた血流」より





四川編はやはり名台詞がゴロゴロしておりますが
やはり「そこに北はあるんだよ」のインパクトは
絶大過ぎたか。というわけで四川編のはまだまだ
続くのでした。


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三つの青春~男達のそれぞれの行く道を追いかけろ




天狗決戦の前にもういっこだけ考察記事を
挙げていきますが、18巻以降主役が3人な
状態でスタートし、瞬・遼・よっちんの
それぞれのストーリーが交差しながらの
展開は周知の通りだと思いますが、その
経緯を振り返りながら見ていこうかと思います。




※やや今週の天牌のネタバレがあります。ご注意下さい。





まずその前段階における天狗での決戦で大きな
節目があったと思いますが、そっから彼らの環境
や自身への変化が大きくなっていきます。


まずあんまし天狗決戦とは関わりは無く、どっちかと
いうと自分が招いた行いで指を失った遼ちゃんは囲われ
ている組員との麻雀で四苦八苦しておりました。


後ろで助言していたら迷惑だと言われ、実際に
代打ちしてやったら指が無いことに苦言をいわれて
とうとう義指をして迎えたら指運がないから勝てなく
なったと、まぁ酷い有様です。


一貫して遼ちゃんはここに至るまでの間、苦渋を
舐めっぱなしではありますが、ようやく見つけた左腕の
指運という新しい武器に出会え、以前よりもグレード
アップした力を得るのでした。



3人の中では一番強さという意味で変化があったキャラ
だと思います。本人もこんなことが待ち受けてるのなら
全ての事に感謝したくもなるっていう通り、左腕で打つ
って言うことは、今までとは全く別感覚の世界だったと
思います。


長野決戦ではその指運も力も大いに貢献したのもあって
か、一応勝ちに至ることが出来たのは大きかったと思い
ます。よくよく考えるとこっから先の遼ちゃんの戦績って
結構いいとこなんですよ。まぁ京都のは散々でしたけどね。




苦労して苦労して、失ったモノもデカイけど新たな感覚を
宿すことが出来たのは彼にとって本望だったのでしょう。






よっちんは津神さんに負けてからは再スタートだったと思います。
再戦の約束を果たすために突きつけられた条件が、渋谷を制覇する
ということだったんですが、こっからワルよっちんが覚醒します。




外伝でもここまでの本編でも一切無かったタバコを銜える描写を
始め、ツラ構えが非常に悪人っぽくなっています。ちょっと話が
飛ぶんですけど、かの山田もこういう症状状態
なったりしているところを見ると、強さを求める方式として徹底
徹尾勝つことにこだわって、憎まれても何とも思われても良いって
いうほど、強さに固執するというのがあるのかも知れません。


なんせよっちんなんて悪人面になる前は、善良な感じで天牌世界の
良心的な役割だったのに、一転してこうなっちまうからギャップが
すごいことに。


しかしそんな強さを追い求めるばかりだと、回りの反感を買うこと
も多く、よっちんも(山田もなんだけどね)例外にもれずフルボッコ
な目にあいます。にしても勝ちすぎてボコボコにされるなんて、どん
だけ失礼な態度&勝ちまくりだったのやら。




ボコボコにされながらも、それでもなんとか渋谷制覇に努めるのは
何のためだったのか。過去の黒沢さんとの思い出を振り返る辺り、
心の拠り所が本当に淡い過去しかなかったんだなと心に訴えられて
きそうです。





ところで本編の主役の瞬ちゃんですが、天狗決戦以降、強い相手を
求めて求めて色々と模索する日々ですが、街の雀ゴロ相手じゃあ
当然駄目で、よっちん相手でようやく"これが俺の求めていたもの"
扱いです(よっちん自身は渋谷制覇の最大の障害となったのに)





・・・まぁ主役ですから、ひたすらにひたむきに強い相手を求める姿勢
っつーのは非常に大事な要素ですから。謙虚で低姿勢で強者に対して
尊敬の念を込めるようじゃないといけませんよね。




















現在






・・・オォイ!?


どうやらあの頃の気持ちはどこかへ飛散してしまった模様です。ハァ-




ってな具合で今週の天牌と18~20巻ぐらいのを無理くりに
リンクさせてみたわけですが、瞬ちゃんの行動にゲッソリ
されたのが私だけじゃないのを予想してみます。まぁ他の
二人と違って、苦渋舐めっぱなしの苦労はそんなにしてない
からなぁー瞬ちゃんは。



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プロフィール

まじわー

Author:まじわー

旧マジカルワイドの中の人。
魔獣最後の顔芸か。

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